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第22回 NORTHインターネット・シンポジウム2016
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【テーマ】
『クラウド・コンピューティングの広範な利活用による地域コミュニティ基盤の創成』
日時: 平成28年2月18日(木) 9:30~17:30
平成28年2月19日(金)10:00~17:00
会場: 国立大学法人北海道大学 学術交流会館小講堂
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/map4.htm
http://www.hokudai.ac.jp/veteri/coe/event/map_gakujyutu.html
札幌市北区北8条西5丁目 [JR札幌駅より徒歩7分]
主催: 特定非営利活動法人 北海道地域ネットワーク協議会【NORTH】
共催: 日本学術振興会 産学協力研究委員会 インターネット技術第163委員会 医療情報ネットワーク連携分科会(MINX)
国立大学法人 北海道大学情報基盤センター
後援(予定): 経済産業省 北海道経済産業局
総務省 北海道総合通信局
国土交通省 北海道開発局
北海道
北海道経済連合会
北海道公立大学法人 札幌医科大学
一般社団法人 日本ネットワークインフォメーションセンター
参加費: 無料
情報交換会 : 会場: 『エスト・エスト・エスト』(ホワイトキューブ1F)
会費: 別途お知らせ致します。【2月18日(木) 18:00開会】
開催経過:
特定非営利活動法人北海道地域ネットワーク協議会【略称:NORTH】は、道内各大学間をインターネットにより
接続する研究より誕生した。インターネット・シンポジウムは、研究・実証実験の途上、平成7年2月北海道大
学学術交流会館に於いて情報交換を兼ねた研究会の開催を嚆矢とする。
爾後、大学間系に留まらず企業・団体等に対する働き掛けが奏功し、社会的インフラとしてのインターネット
環境構築を提唱、加入会員も企業・団体、更には学術関係者をはじめとする個人に拡大した。
これに伴い本シンポジウムも取り上げられる課題は、通信接続技術に限らず、応用技術、アプリケーション分
野、地域社会に於ける多種多様な領域を網羅・拡大すると共に、企業による発表数も増加の一途を辿っている。
時代の変遷・進展、コンピュータ技術の軽量化・高機能化、通信技術の発達・展開に伴い、インターネットは
一大社会基盤に成長するに至っている。この情況に鑑み、NORTH はインターネットの普及促進より、地域社会
各分野に於いての利活用・応用展開、デジタルデバイド解消、技術者の養成、研究交流等に力点を移動し、これ
により本シンポジウムも同時点での事業プロジェクト紹介新たな課題への提言等を加えるに至っている。
更に2010 年以降、北海道大学情報基盤センターとの共同研究の場としても位置付けられており、活発な学術・
研究交流が行われている。
開催目的:
1) インターネットの普及促進及び地域に対する啓発。
2) 情報通信技術(ICT)の向上促進、応用並びに提言。
3) 本道に於ける情報通信基盤整備促進。
4) 技術者養成を含む人材の育成。
5) 産学官間の研究、及び交流、情報共有。
6) インターネット活用事例の紹介・発表。
7) 地域デジタルデバイド(ICT Literacy)の解消に係る提言。
プログラム・セッション構成 第1日:2 月18 日(木)
9:30~ 開場
9:50~10:00 開会
10:00~11:20 G‐1 一般口演セッション ■ 医療・社会福祉・介護分野 ■
座長: 新見 隆彦,札幌医科大学/NORTH 運営総括
G‐1‐1 『ヘルスケアデータの利活用をめざしたOpenData 構想について』
水島 洋, 一般社団法人 ITヘルスケア学会 代表理事/国立保健医療科学院
研究情報支援研究センター 上席主任研究官
G‐1‐2 『遠隔医療技術と妊婦健診』
新見 隆彦, 北海道公立大学法人札幌医科大学/NORTH 運営総括
G‐1‐3 『北海道における野外彫刻と美術館・博物館・郷土資料館の分布と関連性
(Google Maps/Earth による彫刻地図コンテンツの活用)』
橋本 信夫, 札幌彫刻美術館友の会 代表/北海道大学名誉教授
G‐1‐4 『医療福祉とシンギュラリティの2045 年予測』
魚住 超, 工学博士/NORTH 理事
11:30~12:30 -休憩-
12:30~12:40 来賓挨拶
12:40~13:30 S‐1 シンポジウム基調講演
座長: 辰巳 治之,札幌医科大学/NORTH 会長
S‐1‐1 『今こそ日本のICT 技術が試される
- 障碍者差別解消、シニア層活性化、教科書・本のディジダル化 -』
釜江 常好,東京大学名誉教授/スタンフォード大学名誉教授
13:30~14:50 G‐2 一般口演セッション ■ セキュリティ・NW 先進技術分野① ■
座長: 馬場 聡,北海道総合通信網株式会社
G‐2‐1 『NTT 東日本のICT に関する取組みについて』
星 政義, 東日本電信電話株式会社 北海道法人営業部 第四営業部門長
G‐2‐2 『内部暗号化通信の監査による
情報漏えい対策の実現SSH Crypto Auditor ソリューション』
荒井 勇樹, 株式会社ディアイティ
G‐2‐3 『国民のマルウェア対策支援プロジェクト
― ACTIVE(Advanced Cyber Threats response InitiatiVE)の取組み ―』
北村 和弘, エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 主査
G‐2‐4 『マルウェア駆除及び感染防止の取組状況~ACTIVE 活動の報告~』
馬場 聡, 北海道総合通信網株式会社 部長
14:50~15:10 ―小憩―
15:10~16:30 P‐1 企画セッション ■ ICT による地域包括ケア支援 ■
座長: 新見 隆彦,札幌医科大学/NORTH 運営総括
P‐1‐1 『介護と在宅医療看護との連携を』
萩生田 知香志,株式会社アクティブケア 福祉用具事業部 部長
P‐1‐2 『地域医療ネットワーク「とねっと」? 運用と将来像 ?』
栗原 智之, 加須市医療診断センター 放射線科技師長/加須市医療体制検討委員
16:30~17:20 S‐1 NORTH 会長講演
S‐1‐2 『情報薬の社会応用 ― 細胞及び社会における認知症対策』
辰巳 治之, 札幌医科大学大学院医学研究科 教授/NORTH 会長
17:20~17:30 ご案内:情報交換会のお知らせ
プログラム・セッション構成 第2日:2 月19 日(金)
10:10~ 開場
10:40~12:00 G‐3 一般口演セッション ■ 情報通信・応用研究・開発技術分野 ■
座長: 魚住 超,NORTH 理事
G‐3‐1 『HANA を用いた大規模IoT 実験ネットワーク環境の構築』
藤川 賢治, 国立研究開発法人 情報通信研究機構 主任研究員
G‐3‐2 『成熟社会のモノづくり』
青木 直史, 北海道大学情報科学研究科 助教
G‐3‐3 『脳腫瘍摘出手術におけるネットワーク医療の検討』
藤野 雄一, 公立はこだて未来大学 情報アーキテクチャー学科 教授
G‐3‐4 『遠隔診療の可能性について ―産業サイドからのアプローチ―』
新井 浩二, エムキューブ株式会社 代表取締役社長
12:00~13:00 ―休憩―
13:00~14:00 S‐2 シンポジウム記念講演
座長: 辰巳 治之,札幌医科大学/NORTH 会長
S‐2‐1 『北海道の医療現場から ? 情報伝達とコミュニケーション ?』
丸山 淳士, 社会医療法人孝仁会 五輪橋産科婦人科小児科病院 名誉理事長
14:00~14:20 ―小憩―
14:20~15:30 P‐2 パネルディスカッション ■ 地域包括ケア環境とICT ■
P‐2‐1 『クラウドICT による地域視点の福祉社会基盤構築を展望する』
座長:
辰巳 治之, 札幌医科大学 教授/NORTH 会長
パネリスト:
石井 安彦, 北海道保健福祉部 医療参事/医師
釜江 常好, 東京大学名誉教授/スタンフォード大学名誉教授
丸山 淳士, 五輪橋産科婦人科小児科病院 名誉理事長/医師
栗原 智之, 加須市医療診断センター 放射線科技師長
新井 浩二, エムキューブ株式会社 代表取締役社長
萩生田 知香志, 株式会社アクティブケア 部長
15:30~15:40 ―小憩―
15:40~16:40 G‐4 一般口演セッション ■ セキュリティ・NW 先進技術分野② ■
座長: 宮部 昌生,東日本電信電話株式会社
G‐4‐1 『釧路高専における CloudStack の活用について』
森越 友祐, 釧路工業高等専門学校 情報工学科
高橋 晃, 釧路工業高等専門学校 情報工学科 教授
G‐4‐2 『次世代セキュリティ無線LAN 概要
― Secure Access Architecture(SAA)の提唱 ―』
井上 祥ニ, フォーティネットジャパン株式会社 部長
G‐4‐3 『ネットワークスイッチによる内部対策のご提案
― 業界初!通信フローのホワイトリスト自動生成機能 ―』
小林 春樹, アラクサラネットワークス株式会社 課長
鈴田 伊知郎, アラクサラネットワークス株式会社 主任
16:40~16:50 閉会の辞