What's New
(2003/03/27)INN-2.3.5 + IPv6 パッチを公開しました
(2000/03/06)NORTH Internet Symposium 2000の発表資料を公開しました
(1999/12/22)INN-2.2.2 + IPv6 パッチを公開しました
(1999/12/20)IPv6 によるマルチホーム実験を開始しました
(1999/9/3)IPv4/IPv6双方でアクセス可能なサーバで情報を提供します
(1999/8/26)Secure NetNewsのページを更新しました
(1999/7/12)新たに二つの組織にアドレスを割り当てました
(1999/3/30)NORTH 6boneは6boneへ参加しました!
(1999/3/8)NORTH 6bone接続組織募集のお知らせ
About NORTH 6bone
NORTH 6boneは、NORTHによって構築された 次世代インターネットプロトコルであるIPv6を使用した実験ネットワークです。 NORTH 6bone 構成図
ネットワークの詳細についてはこちらを御覧下さい。
・ NORTH Internet Symposium '99
「次世代インターネットプロトコルIPv6 によるネットワーク構築運用実験〜NORTH 6-boneのこれまでとこれから」
・NORTH Internet Symposium 2000
「NORTH 6bone 1999-2000 運用実験報告」
How to join us
NORTH 6boneでは、IPv6による実験ネットワークの構築に参加していただける組織または個人を募集します。実験は、・NORTH 6boneとのIPv6による接続
・Secure NetNewsの配送
の二種類を行います。もちろん、どちらか片方だけの参加でも構いません。
IPv6によるネットワーク構築実験の参加には、NORTH NOC(Network Operation Center)へのIP
reachabilityを常時確保できることが条件となります。接続方式は、専用線による接続と
トンネルによる接続のどちらかを選択していただくことになります。
参加を希望する方は、north-v6@north.ad.jpまで御連絡をお願いします。お問い合わせ等も同アドレスへお願いします。
Newsflash
(2003/03/27)INN-2.3.5 に対するパッチをリリースしました。
(2001/08/08)パッチキットの大幅な改訂を行いました(inn-2.3.2-v6-20010807.diff.gz)。
(2001/05/21)INN-2.3.2 に対するパッチをリリースしました(Thanks to S.P.Zeidler)。
(2001/04/27)新しいパッチ(inn-2.3.1-v6-20010427.diff.gz)をリリースしました。
Solaris 8でコンパイルできない不具合を修正しました(Thanks to Ryoji Kanai, Takashi Hoshiba)。
このページでは、NORTHが独自に作成したINN-2.3.5に対するIPv6対応パッチのインストール方法を説明します。
このパッチは、オリジナルのINNのコードに対して、
1. IPv6 による NetNews の送受信を可能にした
2. innd 及び nnrpd が複数の TCP ソケットを作成して接続を受理できるようにした
3. 作成された複数のソケットのそれぞれに固有のアドレスを bind(2) できるようにした
(inndstart に複数の -I オプションと nnrpd に複数の -b オプションが指定可能)
4. RFC2553ベースの API を全面的に使用するようにした などの拡張を行っています。
RFC2553 ベースの API を持たないシステムのためには代替の関数を用意していますので、
IPv4 のみが動作するシステムでも 2. 及び 3. の機能が利用可能です。
なお、動作するプラットフォームとして現在確認されているのは、IPv6/v4 の dual stack OS では
・FreeBSD 4.7-RELEASE
・NetBSD 1.6
・RedHat 7.3 (Linux 2.4.18 + glibc-2.2.5)
・Solaris 8
・HP-UX 11.11
IPv4 のみのシステムでは
・BSD/OS 3.1
となっています。
How to install
1. ソースコードを入手
ftp://ftp.isc.org/isc/inn/inn-2.3.5.tar.gzなどから入手してください
2. パッチを入手
ここをクリックするとダウンロードできます
FTP の場合には ftp://ftp.north.ad.jp/pub/IPv6/INN/inn-2.3.5-v6-20030327.diff.gz から入手してください。
3. ソースコード及びパッチを展開
# gzip -dc inn-2.3.5.tar.gz | tar xf -
# gzip -d inn-2.3.5-v6-20030327.diff.gz
4. パッチを当てる
# cd inn-2.3.5
# patch -p1 < ../inn-2.3.5-v6-20030327.diff
5. ビルド
#./configure
#make
を実行します
※IPv6 対応パッチ固有の configure へのオプション
--disable-ipv6 IPv6対応を無効にします
6. インストールと起動
オリジナルのソースキットに含まれるドキュメントを参照してください。
7. 設定(inn.conf)
IPv6 ホスト/サーバからの接続を受ける場合、inn.conf に下記の記述を追加します。
listenonipv6: yes
Linux 2.4.x では、起動時に "RCreader Address already in use" というエラーが発生する場合があります。その際には、inn.conf に
listenonipv4: no
を記述してください。
ほかにも、IPv6 環境のための設定項目が利用可能です。詳しくは、inn.conf(5) を御覧下さい。
8. 設定(readers.conf)
アクセス制限のために readers.conf に IPv6 アドレスを記述することができます。
正規表現についてはテストされていませんが、"3ffe:500::/24"のようなprefix/length形式での表記によるアクセス制御は動作を確認しています。
質問やバグフィックスなどはkobayasi@north.ad.jpまでお願いします。
Newsflash
(2003/03/27)New patch for INN-2.3.5 (inn-2.3.5-v6-20030327.diff.gz) is now available
(2001/08/08)New patch kit (inn-2.3.2-v6-20010807.diff.gz) has been released. The kit is vastly revised for portability (Thanks to Dr. Matanuki).
(2001/05/21)New patch for INN-2.3.2 (inn-2.3.2-v6-20010514.diff.gz) is now available (Thanks to S.P.Zeidler).
(2001/04/27)New patch (inn-2.3.1-v6-20010427.diff.gz) is available. Compilation problem on Solaris 8 is fixed (Thanks to Ryoji Kanai, Takashi Hoshiba).
This patch kit includes some extensions for INN:
1.IPv6 TCP socket can be used to send/receive articles.
2. INND and NNRPD can create multiple (more than two) TCP sockets to wait connections from remote servers/clients.
3. Admin can bind(2) each socket to appropriate IP (or IPv6) address separately. To do this, multiple -I options for INNDSTART and -b options for NNRPD are available.
4. RFC2553 based socket (and its address) family handling.
For OSes which don't have RFC2553's API, altanative functions are ready in the kit. So IPv4 only system even can use features 2 and 3.
Platforms
・FreeBSD 4.7-RELEASE
・NetBSD 1.5.3
・RedHat 7.3 (Linux 2.4.18 + glibc 2.2.5)
・Solaris 8
・BSD/OS 3.1 (IPv4 only)
We've got some reports that the patch (for 2.3.3) works with:
・HP-UX 11.11 (with IPv6 patch from HP)
How to install
1. Get the original.
You can get the original source code from ftp://ftp.isc.org/isc/inn/inn-2.3.5.tar.gz
2. Get the patch.
IPv6 patch is here
You can get it via anonymous FTP ( ftp://ftp.north.ad.jp/pub/IPv6/INN/inn-2.3.5-v6-20030327.diff.gz).
3. Extract the original source code and the patch.
# gzip -dc inn-2.3.5.tar.gz | tar xf -
# gzip -d inn-2.3.5-v6-20030327.diff.gz
4. Apply the patch.
# cd inn-2.3.5
# patch -p1 < ../inn-2.3.5-v6-20030327.diff
5. Build
#./configure
#make
Original extension for configure
--disable-ipv6 Disable IPv6 support.
6. Install and start server.
Please see the document of the original source code.
7. Configuration notice for inn.conf.
If you want to accept IPv6 hosts/servers, you should add the following line to your "inn.conf":
listenonipv6: yes
Under some OSes (ex. Linux 2.4.x), you may get an error "RCreader Address already in use" when you start INN.
If you meet the error, please try the following option in inn.conf:
listenonipv4: no
Some parameters are available for IPv6 environment in inn.conf. Please see inn.conf(5).
8. Configuration notice for readers.conf.
You can write IPv6 addresses in your "readers.conf" for access control. Wildmat expression for IPv6 addresses are not tested,
but "network-address/prefix" style (e.g. "3ffe:500::/24") may work.
Any comments and suggestions are welcome. Please e-mail tokobayasi@north.ad.jp
News
12/20 IPv6 によるマルチホーム実験を開始しました。
また、サイト内の構成を変更してIGPの相互乗り入れ(OSPFv3及びRIPng)の実験を行っています。
7/12 札幌医科大学情報センターと札幌医科大学Unix Network ClubへIPv6アドレスを割り当てました。
NORTH 6boneは、現在NLA1(Next Level Aggregator 1)として活動を行っている(株)インテック・システム研究所より、
・WIDE pTLA より 3ffe:508:6::/48
・Merit pTLA より 3ffe:1cfa:6::/48
の割り当てを受け、 6bone-JP及び6boneへの接続を行っています。
現在、NORTH 6boneには
・NORTH NOC(3ffe:508:6::/56,3ffe:1cfa:6:1::/64)
・akiba.to(3ffe:508:6:100::/56)
・Nextech Co.,Ltd.(3ffe:508:6:200::/56)
・札幌医科大学Unix Network Club(3ffe:508:6:300::/56)
・札幌医科大学情報センター(3ffe:508:6:400::/56)
の各ネットワークが参加しています。(接続図はこちら)
Routing Information
対外接続
上流であるインテック・システム研究所との接続には、
・6bone JP側の接続には RIPng を
・6bone 側の接続には BGP-4+ を
使用して経路の広告/取得を行っています。経路制御デーモンには、すべて zebraを使用しています。
対外経路の例
www.v6.hitachi.co.jp への経路
NORTH 6bone内部
NORTH 6bone内部では、NORTH NOC のコア部分と Nextech の間では OSPFv3 を用いて経路の交換を行っています。
その他のサイトには RIPng で経路の広告を行っています。
Newsflush
(2001/05/21) INN-2.3.2 への IPv6 patch をリリースしています
(2001/04/27) INN-2.3.1 への IPv6 patch をリリースしています
Secure NetNews は、NORTH 6bone 内で行っている実験の一つで、IPv6(with IPsec) の上で、
NNTP(NetNews Transfer Protocol)を使って NetNews の配送を行うものです(下記図参照)。
実験環境
OS
サーバマシンの OS には、 FreeBSD 2.2.8-RELEASE と KAME- 19990809-fbsd228-stable の組合せを使用しています。
ソフトウェア
NetNews のサーバには、INN-2.2 に NORTH が独自に開発した IPv6 パッチを適用して使用しています。
News group
(株)インテック・システム研究所との間で、fjの配送を行っております。IPv4 による NetNews 配送網との相互乗り入れを行っています。
NORTH内部では、上記に加えてnorth-v6というトップカテゴリを配送しています。同カテゴリには、
north-v6.config
north-v6の運営についての議論
north-v6.security.bugtraq
BUGTRAQ-ML を転送
north-v6.security.misc
セキュリティに関する議論
north-v6.misc
上記グループ以外の話題
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