小 樽 道 案 内

小樽の歴史遺産の道案内

明治、大正を通じて、北海道開拓の主要な玄関口だった小樽には、たくさんの歴史的遺産が残されました。町のあちこちに、往時をしのぶ建物が見られます。
小樽は、この町に住む人々と歴史的遺産が溶け合って息づいている町です。この町に降り立ったら、どうぞ、ぶらりと散策してください。かならず、発見があるでしょう。

旧日本郵船小樽支店


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商都を代表する、優れた建築物。「日露樺太国境画定会議」が開催されたという歴史の舞台にもなり、昭和44年には国の重要文化財に指定されています。
撮影者 古田重雄さん

旧手宮鉄道施設

国指定重要文化財。蒸気機関車が主流であった時代の鉄道施設が一体で残っおり、わが国鉄道技術の発展を示すとともに、日本近代史における北海道の役割や、産業形態をなどを考える上でも重要な近代遺産として保存されている。
撮影者 中村 トシ子さん

長橋なえぼ公園

北海道で最初の林業用苗畑として1893年(明治26年)に設置される。小樽公園、手宮公園と並んで、市内花見の三大名所とになっている。1985年苗畑としての役目を終え、小樽市に移管され、1997年長橋なえぼ公園(自然生態観察公園)として、新しいスタートを切り、花見ばかりではなく、植物の観察をはじめ、森林浴、鳥類の観察等に利用されている。
撮影者  中村トシ子さん

旭展望台

小樽駅の裏手標高190mの小高い丘の上にある展望台。小樽市街が一望できます。天気がよければ、石狩湾や暑寒別岳、積丹半島も遠くに望めます。また、夜景のスポットとしても有名で夜昼を問わず観光客が訪れるところでもあります。展望台のすぐ近くには、小樽ゆかりのプロレタリア作家・小林多喜二の文学碑が有ります。
撮影者 丸山 徹さん

小林多喜二文学碑

小樽駅の裏手標高190mの小高い丘旭展望台にあります。地獄坂を展望台へ曲がらず直進すると多喜二の学んだ、小樽高商(現・小樽商大)があります。 碑は、幅6メートル、高さ4メートル軟石を用い本を見開きにした形。彫刻家・本郷新氏の作成。左部分に小樽の典型的な労働者の顔のブロンズ。その上に北斗七星のアクセント。右側上端に多喜二のレリーフ、その下に碑文があります。
撮影者  丸山 徹さん