小 樽 道 案 内

小樽の歴史遺産の道案内

明治、大正を通じて、北海道開拓の主要な玄関口だった小樽には、たくさんの歴史的遺産が残されました。町のあちこちに、往時をしのぶ建物が見られます。
小樽は、この町に住む人々と歴史的遺産が溶け合って息づいている町です。この町に降り立ったら、どうぞ、ぶらりと散策してください。かならず、発見があるでしょう。

小 樽 運 河


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日本近代史を象徴する歴史的景観として高く評価される小樽運河は、石造建築物と共に、訪れる人々の心に北海道開拓時の歴史的ロマンを呼び起こし、深い印象を与え、小樽の顔として親しまれている。
撮影者 丸山 徹さん

船 見 坂

坂のまち小樽を代表し最も有名なのがこの船見坂だ。 坂を上って振り返ると港と往来する船がいくつも見え、船見坂の名が付いていることに納得がいく。 坂から見る眺めの良さは映画やテレビのロケに何度も登場し、人気も高い。
撮影者 小熊浩義さん

金融資料館(旧日本銀行小樽支店)

小樽市指定有形文化財。この建物は「北のウオール街」のシンボルとしても、ひときわ、その荘重な姿を誇っています。設計者は赤レンガの東京駅を手掛けた辰野金吾氏。ルネサンス様式で、屋上のドームが特徴です。
撮影者 丸山 徹さん

天狗山より小樽の街を望む

小樽市内展望第一の天狗山山頂からの眺望です。最上町より山頂まで、観光道路がついています。途中リクレーション施設「自然の村」があります。
撮影者 惣万博子さん

能  楽  堂

能楽堂は東北・北海道で小樽に唯一あるだけだと言われています。これは故岡崎謙氏が大正15年1月に建立したもので、その用材や造り方はぜいを凝らしています。 用材は内地及び一部本道産松・杉・ヒノキの特撰材を用いたほか、要所には佐渡産神代杉を使用し、シテ柱ほか舞台内各柱鏡板などには特殊材を用いています。昭和29年、市では岡崎氏よりこの能楽堂の寄贈を受け現在に至っています。
撮影者 惣万博子さん